
だがしかし、この下町ボブスレーは当初、日本のオリンピックチームにソリを提供しようとしていたみたいなんだけれど、本体の検査に合格することすらできず、あっさりと見捨てられてしまっていた。そこでクール・ランニングの映画で社会現象まで引き起こしたジャマイカボブスレーチームに目をつけた。ジャマイカにこの下町の技術力?を結集したボブスレーを投入すれば最高の演出ができるということで大いにはしゃいでいたのだが、本番直前になって下町ソリが届かず、代用のラトビア製のボブスレーで出走したところ、下町ソリに2秒近いタイム差を付けて予選を勝ち進み、あっさりと下町ボブスレーが切り捨てられてしまった。
これに激怒した下町ボブスレーは契約違反による4倍の6800万円もの損害賠償をジャマイカチームに請求するとか、気炎を吐いている。本当に損害賠償を請求したらヒールになることは間違いないんだけど、実際にやったら凄いことになるだろうね。世界中から物凄い避難を浴びそう(笑)
いろいろと経緯を見ていれば、この下町ボブスレーの制作は下町工場の自腹ということになっており、補助金やら大手スポンサーからの資金は一体どこに消えてしまったんだろうという疑念が湧いてくる。結果的に安倍ちゃん絡みの案件なので、暗黒の事態に発展しそうなんだけど、国際舞台で安倍の悪行が曝されて窮地に立たされるなら、それはそれで大歓迎なんです。